令和7年5月度診療日カレンダー
令和7年5月度の診療日カレンダーを更新しました。
新年度、新学期から1ヶ月が経ち、初めての連休でどこかに出かける方も多いでしょう。連休明けに気を付けたいのは「五月病」です。「五月病」とは「適応障害」と診断される場合が多く、特定のストレス要因が原因で、情緒面や行動面に症状が現れる精神的な疾患です。
主な原因は、環境の変化によるストレスです。前回「4月病」について記載しましたが、「4月病」は環境の変化に心がついていかない初期の反応、そして「五月病」は我慢していた心が限界を迎えた後の状態といえます。ゴールデンウィークで心身ともにリフレッシュした後、現実に引き戻されることにギャップが大きく感じられ、逆に疲れが出てしまい心身の不調につながりやすいのです。例えば朝起きた瞬間から気分が重く、どんよりとした憂鬱感が一日中続いたり、人間関係や仕事内容に対する不安から必要以上に心配してしまったり、些細なことでイライラしやすくなることもあります。感情のコントロールが難しくなるのです。倦怠感や疲労感、食欲不振や睡眠障害などに悩まされる場合もあります。
予防法や対策としては、規則正しい生活習慣を維持することが重要です。そしてストレスは様々な体調不良の要因につながるので、なるべくストレスを溜め込まないよう、例えば軽く汗を流す運動をするなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。また、プレッシャーや不安を感じたら一人で抱え込まず、家族や友人などに相談しましょう。もちろん医師に相談するのも良いでしょう。
当医院は専門の診療所ではありませんが、もし体調の変化や不安なことを抱え、家族や友人にも相談できないなどございましたらいつでも相談にご来院して下さい。少しでも誰かに話を聞いてもらうだけで、気持ちが軽くなることがあります。専門の病院やクリニックをご紹介することも可能です。
「五月病」かな?と感じたら、まずは生活習慣を整え、リラックスする時間を取り入れてみましょう。「五月病」を乗り越え、新しい環境で充実した日々を送りましょう。
引き続き、発熱など風邪症状のある方は、なるべく来院前にご連絡下さいますようお願い致します。事前連絡無しで受診された場合、院外でお待ち頂く場合もございますのでご了承願います。