更新日:令和6年6月1日

診療報酬改定について

医療DX推進体制整備加算について

「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、デジタル技術によって社会や生活の形を変えることを指す言葉です。医療DXでは、診察・治療・薬剤処方等における情報を最適な形で活用し、皆様がより良質な医療を受けられる体制の構築を目指します。

当院で取り組んでいること

  1. オンライン請求を行っております
  2. オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して、診察室で閲覧または活用できる体制を有しております
  3. マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう、取り組んでおります
  4. 電子処方箋の発行
  5. 電子カルテ情報共有サービスの取組を実施(今後導入予定)

当院では医療DXの推進に伴い2024年6月1日より医療DX推進体制整備加算(8点)を月に1回加算いたします。

外来感染対策向上加算について

当院は、院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを行っています。

  • 感染管理者である院長が中心となり、職員一同院内感染対策を推進します
  • 院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します
  • 感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウィルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保します
  • 標準感染予防対策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます
  • 感染対策に関して横浜市医師会と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます

※上記取り組みの上で、発熱患者対応加算も診療内容によって加算させていただきます

生活習慣病管理料算定について

高血圧・脂質異常症・糖尿病を治療されている皆様へ

年々増加する生活習慣病対策の一環として、厚労省は令和6年6月1日に診療報酬を改定し、これまで算定してきた『特定疾患管理料』を廃止し、個人に応じた療養計画に基づいた専門的・総合的な治療管理を行う『生活習慣病管理料』へ移行するよう指示がありました。

この度の改定によって、上記生活習慣病を主病とする患者様には、個人に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動等に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した療養計画書へ初回のみ署名を頂く必要があります。

当院では患者様の状態に応じ

  • 28日以上の長期処方を行うこと
  • リフィル処方せんを発行すること

のいずれの対応も可能です。

※なお、上記二点の対応可否は病状に応じて医師が判断致します

医療情報取得加算について

当院では、マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行っております。
診療等において、オンライン資格確認より、薬剤情報・特定検診情報・受診歴・その他必要な情報を取得し活用するため、医療情報取得加算を算定致します。

一般名加算について

当院は後発医薬品のある医薬品について、後発薬品の使用の促進を図るとともに、医薬品の安定供給にむけた取り組みをしております。そのため特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分を元にした一般名処方を行う場合があります。